
三菱商事の最終面接を受けたときのことをかいてみる
丸の内で三菱商事の最終面接を受けた。当時の状況について徒然なるままに記す。
1.志望動機やガクチカ
ガクチカ→就活を通して、学生団体代表、留学などの経験を話した。主に前者を重点的に話していた。三菱商事のESでは、高校のことの経験も書いて良い旨が記されているため、当時の部活のことも話した。(実際、そういう人は多い。)
志望動機(建前):1️⃣日本の閉塞感を打破するような仕事ができそうだから。具体的には、事業投資や市場創出のことを指している。(この志望動機には、留学のことを結びつけて話した。)
2️⃣実際の現場で具体的な仕事ができること。主に、コンサルや金融などの 業界と差別化するために話した。(この志望動機には、学生団体での経験を結びつけて話した。)
志望動機(本音):かっこいい。箔が付く。モテそう。etc.
2.それまでの選考
三菱商事は例年、ES・WEBテストを経たあとに3つの面接に合格すると内々定となる。
また、どの面接も社員2、学生1で行われる。
Webテスト→総合商社の中では最もボーダーが低い。c gabと言われる処理系のテストを6割ほど取れれば合格である。
1次面接→オンライン。一般的な人物面接
2次面接→オンライン。ケース面接。「コンビニにおける新規事業について考えよ」、「高齢者保護施設とシナジーのある事業について考えよ」など、事業立案系のお題が与えらる。
思考3分、発表3分、それ以降20分ほど社員2人とのディスカッションが行われる。
両方の面接においてかなり手応えがあった。決まり文句かもしれないが、「話してて本当に楽しかった。是非弊社を第一志望にしてほしい」、「君が目指すところは弊社でも目指している。君の話は勉強になる」などの言葉をかけていただいた。
2次面接において感じたのは、面接官が最初から自分を受からせようとしてるのではないかということだ。普通に考えて、大学生が3分で新規事業を考えられるわけがなく、筆者も例に漏れずそうだった。妥協して抽象的な新規事業を話したが、後のディスカッションにてその案に対して多くの肉付けを面接官がしてくださった。にも関わらず、君の案は素晴らしいと褒めちぎってくださった。
→1次面接で評価いいと2次面接は楽になるのかもね
3.最終面接(3次面接)
詳しくは話せないが、最終面接の日は複数の筆記テストと複数の面接を受ける。(大事な面接は先の方)
筆記テスト→専ら知的発達が遅れていないか確認するテストである。対策はできないし、する必要はない。深呼吸をして解けば、問題はない。このテストだけで受かることはないが、落ちることはあるだろう。
面接→部長クラス2名。長机を挟むが、席はかなり近い。一般的な人物面接。
かなり難しい質問が多かった気がする。
「あなたがリーダーの立場にいたとき、一般的にリーダーに必要だと言われる要素のうち、どれは切り捨てても良いものだと思うか」→10秒ほど思考時間をもらった。なんて言ってほしいのか全くわからず、ちんぷんかんぷんな回答をしてしまった。
「活躍できる組織と活躍できない組織は?」→いたって一般的な質問だ。
簡単に書くと次のように答えた。
「活躍できる組織は、〇〇のような組織です。一方、あまり私自身が力を出すことができないと思う組織は、メンバーの志が低く、目標を設定していないような組織です。」
「ということは、結構〇〇さんは人に流されやすい、周りに流されやすいようなタイプなんですね」と当て擦りされた。
(質問の形式的に、絶対そうなるよね?)
4.結果
オープンチャットを見る限り、合格者には全日程が終わってから電話。不合格者には1週間後ほどにメールという形式が取られた。私は後者だった。
正直、部長面接が始まって30秒ほどしたときからすでに「ハマってないな」というような感触だった。
当記事をご覧になっている、商事に行きたい高校生、大学生の方々には是非頑張っていただきたい。
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